先週、ネットニュースを中心に、次亜塩素酸水の新型コロナウイルスへの有効性と人体への悪影響がとりあげられました。
当院で導入した次亜塩素酸水生成器メーカーと当院の見解をここでご紹介させていただきます。
また、下記の理由から、当院では引き続き次亜塩素酸水とアルコールを併用して、
新型コロナウイルスへの対応を続けていきます。
・NITE(日本政府が委託した第三者機関)の発表では、現時点では有効性の証明に至らなかった。
・北海道大学をはじめ、他の大学や研究施設では、新型コロナウイルスに対する不活化の有効性が示された報告が複数出て来ている。
・有効性を証明できない理由として、pHや有効塩素濃度を証明できない商品(便乗商法)がはびこってしまっている。
・その中には次亜塩素酸水と表記していながら、空中散布や皮膚に直接触れると有害になる成分(次亜塩素酸ナトリウムなど)が含まれているものが、残念ながら見つかっている。
・当院の次亜塩素酸水はpHは2.5〜2.7で安定、有効塩素濃度も50ppm前後で安定し、希釈もせず(余計な人工的な工程をせずに)そのまま使う。
・北海道大学等では証明された新型コロナウイルスへの有効性が、今回NITEでは証明されていない段階であったとしても、インフルエンザやノロウイルスなどに対する有効性は認められている。
・当院の正規の次亜塩素酸水は、有機物に反応すると水(H2O)に変わるのは事実なので、何ら人体には有害ではないという安全性の担保の下で、使用している。
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