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学んでほしい症例

98年5月。 
47歳の男性が腰から大腿部(後もも)までの痛みで来院。
2回の治療で劇的に改善し、そのまま来院されなかった。
2010年=今年の4月。
8か月前から首がズキズキ痛く、だんだん両手のしびれが出現。
病院のレントゲン検査・MRI検査で
 頸椎6番狭窄症と診断。
だいぶ悪いらしい。
しかし、糖尿病を持っているので手術ができない。
という状態で12年ぶりの再来院。当然59歳になっている。
2週間ごとに治療をしてみて、少し改善してきた。
でも、まだ首の向きによっては痛みが出て、両手はしびれが残る。
脊髄が収まっている骨の内径が狭くなり、神経を圧迫している。
治療後、見るからに姿勢が良くなっているが、たとえ曲がりが減っても、
骨が変形して内径が狭いのは広がらないのだ。
「こんな事になるなら、痛くなくても治療を続けるべきだった。」
悪化してから気づいても・・・・
読者の皆様には、このような事がないように、日々注意をしてほしい。

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