比叡山の延暦寺には、千日回峰行という荒行中の荒行があります。
7年かけて京都の山を1000日走って、最後に9日間の断食、断水、不眠、不臥という内容です。
これを2回も成し遂げた超人的な僧侶、酒井雄哉(さかいゆうさい)師が、
「2回も修行をするなんてすごいですね」 というインタビューに対して
「修行僧とは、修行をしている時には修行僧であって、
修行をしていない時にはまだまだ属人なのです。」
と言うような答えをしていることを、ウル覚えですが、聞き覚えております。
「考えている時には哲学者。 考えなくなくなったら偏屈人。」
「書いているときは作家。書けなくなったら文壇の肥やし。」
異口同音で多くの諸先輩が、現在進行形と過去の栄光について自分を厳しく律しています。
『自信をつけるには、結果を残すことも大切だけど、続けることの方が自分の中に残る』
この頃講演活動をしていなかった私は12月から講演講師のトレーニングを受けます。
勉強がわからなくて、嫌いになって、全く勉強しない子供が、
「勉強がわかるようになったら勉強するよ」 と言ったら、
その時その子にかける言葉が、人生を変える黄金のフレーズになります。
「勉強するからわかるようになるんだよ」
「苦手だからやらない。」「痛いから出来ない。」
「出来るようになったらやるんだけど。」
こんな風に患者さんが運動しない理由も多々あります。
私も仕事におけるあらゆる分野に、苦手だから、
出来ないからやらないという気持ちが起きますが、
やっぱり、「やらなければ出来るようにならない」 わけですから、
患者さんの見本になれるように、常に進行形で成長していきたいと思います。
生物の歴史は私達1人1人個人の歴史の積み重ねです。
現状維持は退化を意味し、環境に適応できないものは自然淘汰される。
強いものが生き残るのではなく、進化適応出来るものだけが生き残る。
私には患者さんの人生を肯定的で有益に変えるきっかけになる責任と、この仕事を通じてそういう役に立ちたいという目的があるので、自分が率先して人生そのものをより良く変えていくことを目の前で証明してみせることが、患者さんに対しての誠実さだと思っています。
もちろんそうは思われない人も居るかもしれないけれど。
(前回のブログの3番ですね。)
これが他人からよく思われたくて、こんな行動を仕方なくしていると思うとツライです。
それこそ患者さんに対しての責任や仕事の目的がなければ、何もしないでいられるわけですから。
でもそんな何もしない人生が自分にとって生きる価値が有るか無いかは、私だけが知っているのですね。
やっぱり人生は自由ですね。 何をしようと、どう解釈しようと、全部自分次第。
今回は、誰も見ることのない素顔を書いてみました。
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