同業の先生と話す機会があったが、会話の始まりはブログの件で、
「先生、あの人数はスゴイですね。今度見学させてください。」
みな そう言ってくれた。
そうじゃない。私が伝えたいのはそこじゃないんだ。
人数も売上げもそんなことは気にしていない。
どういう気持ちで患者さんに接するべきかを伝えたかった。
そうすれば自然に患者さんも収入も増えるのだから。
今週も多くの患者さんが来てくださった。ありがたい。
でも忙しさにかまけて、ずっとおろそかにしていたことがある。
それが・・・・スタッフの充実である。
水曜日に、あるカイロプラクティック院の院長と会食をした。
私が誘った。 目的は、ヘッドハンティング。
もう私一人ではこなせないほど一杯一杯の予約になっている。
するべき事は、優秀な先生をスタッフに迎えることだった。
匿名で、というより印象でイケ面先生とする。
イケ面先生はメルボルン・カイロプラクティック大学日本学校を卒業し、国際基準のカイロを学んだ、優秀な先生である。
開業数年目。 まだまだ忙しいとは言えないとのこと。
多くの方に正しくカイロプラクティックを普及したい。
それはお互いに共通の認識だった。
でも、とっている行動が全く違う。
イケ面先生は日本中に正しいカイロを普及するためには、
カイロを法制化することが大切と言う。
私は一人一人がシッカリと患者さんを治すことが実際の普及と思う。
文章では伝わりにくいが、終始、にこやか、朗らかな
会話だった。
イケ面先生 「島崎先生は知らないかもしれないですが 、3ヶ月とか、通信講座とかでカイロの免状を出すような学校があるんですよ。そんな人が開業してやっているのはまずいと思いませんか?」
私 「そんな人は一般社会が認めない=患者さんが行かないですから。ほっといても平気ですよ。そんなに甘くないことはわかりますでしょ。」
イケ面先生 「それでも1回は行ってみなければわからないのだから、
だまされた患者さんが不幸です。」
私 「私達がどんどん治してゆけば、他に行くより真っ先に私達の所に来てくれますから。
法律に保護されて築いてもらった自分の立場と、
患者さんに支持されて得られた自分の立場と、
どっちがすばらしいと思います?」
イケ面先生 「島崎先生みたいにスペシャリストを目指す人もいれば、
私のようにだれもやらないことに(法制化)チャレンジする人が居ても良いと思うのです。」
イケ面先生は、研修会にも多く参加して勉強熱心なのだから、
技術を活かさなければもったいないよ~。
もう一度書かせていただきたい。
私達 スペシフィック・カイロプラクティックの真価は、
患者さんの問題解決を、最も有効な方法で手助けすること。
目の前の患者さん達を治す技術の追求し、
一人でも多く施術するよりも、
自分の目も手も届かぬ、広い日本のどこか遠くの誰か、
もっと言えば30年後、50年後とかの未来の誰かのために、
自分の人生を費やしてしまう。
歴史に残る人間か~。日本の未来を考えて、
かっこいいとは思うけど、カイロプラクターとしての
真価を発揮できる生き方とは思えない。
100年残る家は100年後の為に造るのではない。
今、目の前にいる人のためにシッカリ造った家が、
100年間も残るのだ。 私はそう思う。
目の前にいる患者さんをシッカリ治す。
私 「せっかく身につけたあなたの技術を
是非うちで活躍させてほしい。
大勢の患者さんが待っていますから。」
今日YesかNoかを聞きに来たわけではないので、
自分の思いだけを伝えて、また雑談になった。
急な誘いに、お断り体制のK先生だったが、
どっちが社長になるかの話の時にはノリが良かった。
私 「建物に二人の大きな写真を貼って、
患者さんに選んでもらいましょうよ。
ホストクラブみたいに。」
イケ面先生 「あっ それなら自信がありますよ。」
わーお。 テンションたか~い。
帰り際、電車の話になった。
名古屋まで中央線で行けるというのだ。
私 「えっ 中央線って八王子までじゃないの?
山手線の真ん中を通ったから中央線だと思っていた。」
イケ面先生 「違いますよ! 日本の真ん中、中央線!」
やはりイケ面先生は、広~く日本を見ていて、
私の視野が狭いのだろうか・・・・
大笑いして帰って来ました。
こんな二人が手を組んだら最高のカイロ院ができるのに。
将来のためにも、今を大切にする。
けして視野の狭い話ではない。深いんだ!
私の思い、考えをもう一度伝えてみよう。
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