約10年前に壊れて、そのままずっと雨ざらしのバイク。
アクセルもレバーもサビついて固着状態。動きません。鍵もない。
さすがにこれを買ってきた時は
「ボロばっかり買ってきて!」と家内に怒られました。
私の趣味のお話ですが、やっぱり直すのが好きだし得意だし、
古いスクーターを直しています。
車とか普通バイクでは設備や特殊道具も必要ですし、
部品も重たいから腰を痛めちゃうかもしれないし(笑)
手先、特に爪のまわりがオイルで真っ黒になって、
それは治療家としてはとっても良くない事なのですが、
家に帰って夕飯を食べてそのままにしていた食器を洗うと、あら不思議!
そんな汚い手もキレ~ィになってしまいます。
そして奥さんのゴキゲンも良くなる。 一石二鳥です。
ホイールは茶色のようですが、全てサビです。
足を乗せる床の部分はサビて地面が見えます。
とにかくひどいサビ。
ボディにも穴が空くほどです。
今回のスクーターはかなり苦戦しましたが、
それでも昨日エンジンがかかりました。
この時の感動は言葉に言い表せません。
「ほら、10年ぶりのハイオクガソリンだぞ。 うまいか?笑」
快適に、そして力強く走ってくれます。
直らないはずがない。 誰がなんと言おうと、ゼッタイに直る!
そう信じての修理でした。
本当は来年1年かけて直そうと思っていたのですが、
早く直して、どこにツーリングに行こうかな~とか考えていると楽しくて、
集中してやったら3ヶ月で復活しました。
症状を見れば問題点の予想はつく。
予想が違ったら別の可能性が見えてくる。
それでダメでも考える。
そうすれば必ずアイデアが湧いてくる。
このプロセスが楽しいです。
そしてエンジンがかかった時の感動。
患者さんに対してもこう考えたらどうなんだろう?
そんな訓練にもなりますしね。
一石二鳥です。
でも実際は私が患者さんに対してゼッタイ治ると思うことではくて、
患者さん自身が自分の体に対して思ってほしいことなんですけどね。
だれがなんと言おうと、必ず治る!。 自分の体を大切に扱う!
どなたかのお家の納屋の奥とか、軒下とかに、
昭和30年~45年製ぐらいの日本製のスクーター、
富士重工のラビットは転がっていないでしょうか?
動くのはダメですよ。
動かない、動きそうもない、直りそうもない状態のがあったら、
どうか譲ってください。 一生大切に乗ります。
珍しい写真です。
皇居内でラビットに乗る昭和天皇。
(写真はラビットハウスのHPより)
オフィスシマザキ
電話:0428-33-3939
〒198-0021 東京都青梅市今寺3丁目385−6
・JR青梅線 河辺駅から車で8分
・圏央道 青梅インターから車で7分
・JR青梅線河辺駅から 梅77甲 裏宿町4分
バス停から徒歩10分
JR河辺駅北口からタクシーで10分弱(1,000円弱です)
河辺駅北口、小作駅東口のタクシーの運転手さんなら
「オフィスシマザキ」でわかります。