23時半にとんかつを食べました。
福生市の飲み屋街ちかくで友人のジャズライブを見た帰り道、
福生の帝王と呼んでいいと思われる方と遭遇したので、お薦めのお店を聞いてみた。
「しょうちゃんしかないでしょ~。 とんかつのしょうちゃん!」
酔っ払いに聞いたのが間違いだった。
12時前にとんかつはないでしょ~
と思いつつも、飲み屋街の知らない店には怖くて入れないので、
とりあえずしょうちゃんへ。
とっても感じのよいおやじさんで、
「石川会長に紹介されてきました。 おススメは何ですか?」
と聞いてみると、やっぱり、
「とんかつですよ~」 と答えられた。
38年間続けているらしい。
「こんな夜中にとんかつはもたれるんじゃないか? って良く聞かれるんですが、
まあ、食べてみてください って答えるんです。 ゼッタイもたれませんから」
たしかにおいしかった。 ころもはサクサクでべたつかず、お肉もジューシーで甘い。
でも、僕の印象に残ったのは、
「まあ、食べてみてください」 と言うときの笑顔だった。
25歳で店をもったそうで、それから38年間、血気盛んな時期や、酔っ払い相手に、
いつでも今の笑顔で、「まあ、食べてみてください」って言えたのだろうか?
32歳の頃の私には、ちょっと許せないお客さんの態度とかがいくつか(も)あった。
今42歳、それでもだいぶ減ってきた。
あと16年この仕事をしてしょうちゃんの旦那さんと同じ年齢になる頃は、
「まあ、(治療を)受けてみてください。 楽になりますから。」
そう笑顔で言えるような、カドが取れた丸い人間になれるはずだ。
こういう職人がカッコイイと思った。
勉強になった老舗とんかつのしょうちゃんでした。
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