今日いらした患者さんは変形性のひざの痛みで、
当初は歩くのも大変な状態だった。
病院では「半月板がないから人工関節にしないとダメだね」
と言われ、昨年12月1日に来院された。
最近は歩くのは全く平気になり、階段では少し痛いぐらいに回復。
先週またレントゲンを撮ってもらったら、な、なんと、
完全にくっついていた膝の上下の骨が、ちゃんと右と同じに
隙間があいているではないか!!!
「そんなはずはない。 撮り方(レントゲン)の間違いだ!」
担当の先生はそう言って、続けざまに、
「とにかく手術!」 と念を押したそうだ。
「痛くもないし、隙間も空いたのだから手術はイヤ。 しない。」
そう言って帰って来たそうだ。
レントゲンの撮り方が違うと言っても、
確かに、骨と骨の間には隙間があるが、
角度によって両者がくっついて見える場合はある。
でも、すでに骨と骨がくっついて、ぶつかりあっている状態では、
どこから見ても、隙間があいて見えない。
ためしにゲンコツとゲンコツを1cm離して並べた自分の手を、
顔の位置を変えれば隙間がなくなって見えると思います。
でもその逆は・・・
良くなって良かったですね。
この方は絵の先生(画家さん)でしょっちゅう個展を開いています。
www.330unizon.co.jp/
次回は5月25日~30日で、場所は世田谷美術館。
ご興味のある方は、足を運んでみてください。
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